弱さを知る強さ

2003年1月27日
僕は何故だか結構人から相談されます。
そういう時はいつも自分の思った事を素直に伝えるだけ。相手の事考えて立場に立って何か言えるといいんだけどなかなか難しい・・・
だからいつも最後に「これはあくまで僕の考えだから最後は君が決めるんだよ」と言うことにしてます。もちろんうまくいけば嬉しいけど僕のおかげなんかではまったくないので御礼なんてしていらないしうまくいかなくて文句言われてもとても困ってしまいます。ただ一つ言える事。僕は人に相談されるといつも自分の無力さを痛感します。もちろん人が人を救えるなんて思ってもいないし、ましてや僕にはとても無理です。だからいつも無力感を感じてしまいます。そういうわけで僕は人にほとんど相談をしない事にしています。相談された人が僕と同じような無力感を感じてしまったらとてもいやな思いすると思うから。
でも本当は違ったみたいです。
これもあなたに会ってわかった事。
人に相談するのは弱みを見せるということ。
僕は自分の弱さをしっているからそれを人に見せたくなかっただけなんだと。
あなたはいつも僕にまっすぐ気持ちをぶつけてきてくれる。悲しければ泣くし、嬉しければとても喜ぶ、やなことがあれば拗ねるし、ハラが立てば怒る。困った事があれば今は一番に僕を頼ってくれる。何もできないのに僕を頼ってくれる。そして僕が辛そうにしてて誰にも話せずにいるとそれを察してなんとかしようとしてくれる。あなたは僕に弱みを見せる事なんてなんとも思ってないみたい。だから僕の弱さまで全部受け入れてくれようとするんだね。二人の間ならそれが可能だとあなたは教えてくれようとしてる。僕はあなたに自分の弱さを話してみることにしたの。思ったとおりだった。
それは恥ずかしくも辛くも無くごく自然なことだった。あなたはやっぱり受け入れてくれた。
僕の事がまたわかったと喜んでさえくれた。
好きな人の前では弱さなんて見せず強くありたいと思ってた僕の信念はまた脆くも崩れ去る事に。
でも不思議と心地よい。僕の弱さを見てあなたの負担にならなければいいんだけど・・・なんて心配もどうやら無用のようです。あなたは僕より6つも歳が下なのに実に色んな事を僕に教えてくれる。
いつも穏やかなその笑顔で僕を包んでくれるあなた。僕はそんなあなたの力になれているかな?
少しでもあなたの心の負担を軽くしてあげたい。
だから何もできない僕だけどなんでも話してね。
あなたの事をもっと知りたい。できるならその全てを・・・あなたが僕にしてくれるように僕もあなたを優しく包んであげたい。できるだけ優しくあなたがその中で安らかに眠れるほどに・・・

終焉の時
全てが終わる時
僕は何を思うだろう
全てが終わる時
僕は成し遂げているだろうか
薄れ行く意識の中で
僕は君を思うだろう
君の笑顔は守れたかと
君は許してくれるかなと
今はまだ答えの出ない
その思いの答えを求めるために
僕は君を思う
終焉の時が訪れるまで
僕は君を思い続ける

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