ウスバカゲロウは儚い命なのだろうか・・・

ウスバカゲロウだったかな。
孵化して空を飛べるようになってようやく自由を手に入れて一日で死んじゃう虫。
虫だからきっと本能はあっても意思はないのだと思う。
でもその一日しかない命をウスバカゲロウはまた次の命を生み出すために使う。
そしてそうして生まれた命はまた一日で終わりを迎える。
意味が無いようでその短すぎる命は一番大切なことを伝えてるのかもしれない。
種を存続させるという事。
たった一日しかない命をただそれを繰り返すためだけに存在する命。
でも目的は何よりシンプルでその一つを達成する事
だけが生きる意味。
僕達はどうだろう？
70年にも及ぶ人生において種を残す事、それだけが
大切だと思ってる人はきっと少ないと思う。
自分が生きる意味は、存在する意味は他にもあるはずだと。
そのために長すぎる人生はあるのだと。
でも本当はかわらない。
ウスバカゲロウも人間も。
命は繰り返す。良くも悪くも。
その繰り返しの中ですすんでゆく。
必ずしも良い方向に進むとは限らない。
現に発達しすぎた科学は地球の命を確実に蝕んで行ってる。それでも僕達は進化という破壊を繰り返すために種を存続させる。
そしてこんな考えても仕方の無いような事を考えて
大切な種の保存、一番シンプルな目的さえ拒んでしまってる自分がいる。
誰かが言っていたこと。
自分を考える時に哲学的に深く掘り下げてはいけないと。もうそうしてしまった後に聞いた言葉。
もう後戻りは出来ないと思う。
やりなおしもきっとできない。
だから今からでも信じる道を進もうと思った。
あなたにあったからそう思えた。
こうなってしまった僕に何ができるかはわからない。
でも今は地球の命もウスバカゲロウの命も僕にとってはどっちでも同じ。きっと僕に与えられた短い人生では考えても無意味な事。
だから僕に与えられた時間や命全部は無理でも
あなたに捧げたいと思った。
今の僕のシンプルな思いはこんな感じ。
今日の日記読むとまたあなたを心配させちゃうかな？
でも大丈夫。
いつもとかわらず今日もあなたの事大好きだったから。
もうすぐ会えるね。
今はそれが楽しみ。何よりもとても。